日々の雑記帳

50の戯言ブログ

神経抜いた歯の再治療

20年くらいに下あご奥歯の神経を抜いた。

神経が無いことで安心していたが、神経が綺麗に取り除かれてなかったらしく、

「細菌が入って膿が溜まっている」と、もう一度神経を抜くという治療をすることに。

今どきの歯医者さんと20年前とでは全てにおいて違う。

神経を抜く治療にラバーというゴムを口の中にはめ込む。

詳しくはわからないが(調べたくもない)、治療する歯のお隣同士にゴム状の生地を引っ掛けて、治療する歯だけを露わにし、細菌を入れないよう治療する。

このラバーをはめられたら最後、先生がそれを外すまでは口を大きく開けていなくてはいけない(と、勝手に解釈している)。

だから、口を開け続けることが困難な私は、このラバーを使っての治療が拷問のように感じる。

そのうえ、口が大きく開けられない(指2本縦に入れるのが限界)私にとって、1秒が1分くらいの感覚だ。

たびたび放置プレーされるのだが、1分30秒とか3分とかが永遠の時間に感じる。

バーをはめた状態の自分口の中を、先生から見たらどんな絵面になるのか想像するだが、想像がつかない。

きっとネット検索すれば、すぐに画像がヒットするであろうけど、歯医者嫌いな私は見たくもない。

「もうちょっと大きく口開ける?」と何度もお願いされ、私なりに頑張ってみるが、「私の限界は指2本が縦に入るくらいです。ごめんなさい」と心の中で謝罪している。

歯科衛生士さんにも、歯のレントゲン写真撮るとき、歯型を取るとき、「器具が入れにくくてごめんなさい。これが私の限界です」と心の中で謝罪している。

いつも何度もやり直しする羽目になるのは、申し訳なく、落ち込む。

今日は台風で患者さんが少なくて、珍しく患者私一人だった。

私がお会計済ませて歯医者の扉を出た途端、「いやー、あの患者さんはやりにくいね、他のところへ移って欲しいねぇ」などと悪口言われてるのではないかと思う。

口が大きく開かない、これは治す術があるのだろうか。あるのだろうけど、痛いだろうな。