日々の雑記帳

50の戯言ブログ

父のことってほとんど知らない

父は3年前に亡くなった。

確か3年前くらい。

考えてみれば父のことって知らなすぎる。

父の生きてきた道、父の考え、父の好きなもの、ほとんど知らない。

父と母はいつも仲が悪くて、喧嘩ばかりだった。

幼い頃から、父から母へのDVをよく目にしてきた。

そんなんで、私は父を嫌いだった。むしろ父を憎んでいた。

だもの、嫌いな人に興味はなくて、何も知らないし、ほとんど会話もしたことがない。

一体どういう存在だったのか。いまだにわからない。

父の生きてきた道を少し知りたい気もするが、知ったからって今更 父の株が上がることもないだろう。

もしかしたら父は可哀想な人生だったのかもしれない。

でももういない。

父のことは何も知らないまま、話題にも上がらないまま、忘れ去られてゆくのだろう。

人生ってなんなんだろう。